若狭地方は全国で唯一、二箇所の名水百選を頂いているところです。名水の里・「瓜割の水」、お水送りで有名な「鵜の瀬」があります。山、河、海のとても美しい風景の小さな街、若狭小浜。小浜湾を囲むように半分に割ったすり鉢状態で山があります。名田庄の山々、鵜の瀬のある根来(ねごり)の山々、そして瓜割のあります上中地方の山々、それらの山々に沁み込んだ雨水がほぼ30年はかかるであろうと想像いたしています長い年月をかけて磨かれ、又たっぷりのミネラル成分を含んで当所の使用地下水となって汲み上げられています。当所の井戸は、小浜市川崎地区にあります13社で運営されていますところの小浜市食品加工組合が井戸元となって水の供給をして頂いています。井戸は近辺4箇所にありまして、各所同じく、地中岩盤を4枚突き抜けて、100mの深さまで掘られています。海の側ではありますが、塩分は全くありません。大腸菌などの雑菌、また化学成分の混入なども一切ありません。山の高い所で沁み込んだ雨水が何枚もの岩盤深く沁み込み、その岩盤がパイプの様な役目を果たして、山の高い所からの圧力がかかりこの井戸まで来ているようです。若狭にあります井戸の中では一番深い井戸ですし、一番きれいで一番美味しい水であると信じています。ただ残念な事に、市民の皆様にはこんな美味しい水なのに供給されないという少し申し訳ない事があります。ここ川崎地区でとうふ、海産加工品を製造している会社の特権なのです。さて、とっても凄い「水」であると思います事に、
一、当所の神棚の榊の切花が、ここの水だけで9年7ヶ月生きています。枯れないどころか9年前の葉っぱがまだ青々としていて、新芽が出てきて立派に大きくなって行くという事実。
二、シクラメンの鉢植え(個人的にシクラメンが好き)が、13年、別のが6年、ここの水だけで生きています。以前11年生きていたのに水だけでは可哀想だと思い液肥を与えたところ、その後数日したら枯れてしまったという事。
など、愛情込めて作っています「とうふ」、過度なにがりのキツイ味のしない様に、きめが細かくて舌触りのいい「とうふ」を安心して食べて頂けます様、水のおいしい若狭からご提供いたします。
　よろしくお願いいたします。